除夜の鐘をついた

2016年 1月 01日


 大晦日は年越しそばを予定していたのだけれども、もっと年末感ある食べ物を食べようと思い立った。 大晦日の俺のへ。ブームが過ぎたのか閑散としていた。テーブルの半分も埋まっていない。

年越し蕎麦

仁田坂淳史 (ruushu)さん(@nitasak)が投稿した写真 –

 蕎麦ではないが、肉には肉の年末感があって良いではないか。

 表参道から足を伸ばし、明治神宮の様子を見に行く。

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 若い人だらけだ。まだ年越してないのに寒い中神社に並ぶなんてすごくエラいと思う。いつか挑戦してみてもいいかもしれない。

 代々木公園でちょっと散歩。2015年いいことがあったなあ、という思いで埋め尽くされながら帰路につく。2016年になる瞬間は表参道のGYRE前あたりで迎えた。

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 なんにもないね。

 表参道から自宅へトボトボ帰っていると遠くで除夜の鐘が聞こえる。近くにお寺があるのだろうか。音をたよりに鐘のなる方向へ進んでいくと、善光寺別院というものがあった。家からすぐのところなのに知らなかった。

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 表参道の穴場スポットだと思う。

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 んでこれが問題の鐘。近くで見ると迫力がある。いくらテレビが4Kになろうが行く年来る年で液晶越しに見るのとではワケが違う。こっちはリアルなんである。

 動画で見るとぜんぜん音拾えてないんですけども、ホンモノはもっと頭に響くようなうなりがあった。

 近くで整理券を配っている。これはぜひ鐘をついてみなければ。

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 煩悩108番中。91番目の整理券を受け取る。ギリギリセーフ。2016年は悔い(91)が残らないようにしなければ。

 除夜の鐘をつく人にはSSサイズのホカロンが配られるのだけれども、大晦日の寒さの前にはあまりにも無力ですこしも暖まらない。あたたかいコンソメスープとかコーヒー欲しいなあ、なんて思っているとすこしずつ順番が近づいてきた。

 外国人含め、いろんな人がついていた。

 そしていよいよぼくの番。

 和尚さん、たぶんこれがVineデビューだとぼんやり思った。

 明けましておめでとうございます。


2016年 1月 01日 by ニタサカアツシ
Categories: エッセイ

 

 

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