iPhone 6/6P 購入にちょっと待った!今スグSimフリー端末を買うべき3つの理由

2014年 9月 19日

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え!?ちょっと待って、なんでみんなSimフリー端末買わないの!?
iPhone 6、iPhone 6 Plusが発売された直後ですが、まだ迷っている人はau/docomo/SoftbankのiPhoneを使っててもSimフリー端末に乗り換える(もしくは買い増しする)べきです。

キーワードはSimフリー端末のリセールバリューの高さ。ネットをけっこう検索したんですけども、この視点からSimフリー端末を買えとか書いてる人をマッタク見かけないのでまとめる。

理由は3つ。

Simフリーを買うべき3つの理由

  1. リセールバリューが高い
  2. 2年ごとにMNPすれば本体(新品)を売った分儲かる
  3. 海外で使える


理由1. リセールバリューが高い

Simフリー端末は、リセールバリュー(ヤフオクなどで売れる値段)の高さが魅力です。というかこれに尽きます。Simフリー端末を使わなくなった場合、買い換えるときにヤフオクで売ると、たとえ中古であろうとも、たとえ2世代も前の型落ちであろうともめちゃくちゃ高く売れるんです。

ヤフオク平均取引価格が調べられるaucfanによると、

SimフリーiPhone 5(64GB)のヤフオク取引額(中古を含む平均価格)……57,695円
(via. aucfan

SimフリーiPhone 5(64GB)のヤフオク取引額(中古のみ)……46,306円
(via. aucfan


Softbank iPhone 5(64GB)のヤフオク取引額(中古を含む平均価格)……29,985円
(via. aucfan

Softbank iPhone 5(64GB)のヤフオク取引額(新品のみ)……40,508円
(via. aucfan


au iPhone 5(64GB)のヤフオク取引額(中古を含む平均価格)……34,095円
(via. aucfan

au iPhone 5(64GB)のヤフオク取引額(新品のみ)……40,040円
(via. aucfan

※ 値段はすべて2014年9月19日現在。著者しらべ

このとおり。
もちろん価格幅の大きい64GBを引き合いに出していますし、本体容量が小さくなればなるほど価格差は小さくなるんですけども、それにしても中古SimフリーiPhoneのほうが新品のiPhoneよりも高く売れるってすごい。
でもこれはれっきとした事実で、Softbank iPhone5(新品)とSimフリーのiPhone5(中古)は、ヤフオクで売った場合、最低でも6千円もの差が出ます。2世代も前の端末なのにこの差は大きい。Simフリー値下がりしなさすぎ……。

【懸念】SimフリーiPhoneが標準になればリセールバリューは下がるのではないか?

Simロック解除について、総務省が行政命令を出すことを計画しているとの報道もあります。こうなればリセールバリューが下がっちゃってSimフリー端末にする意味ない……みたいな気もしますが、実はこれ、iPhoneのSimロックが解除されると確定したわけじゃないんですよねえ……。iPhoneのSimロック解除については各キャリアが激しい抵抗しそう、という報道もあり、何らかの縛りがつくことも考えられます。たとえば2年使わないとSimロック解除しないよ、とかね。やりかねん!

その意味でもSimフリー端末を2014年のいま買っておくメリットは十分にあります。ワレワレはもう我慢ならんのである。

【重要】月月割(毎月割、月々サポート)は消滅しない

各キャリアは、SimロックされたiPhoneを契約する場合において、毎月の利用料から一定額割引する、という制度があります(月月割、毎月割、月々サポートなどと呼ばれています)。

Simフリー端末にすると、キャリアごとの割引が受けられなくなりその分利用料が高くなる、みたいな無責任な記事をよく見かけるんですけども、この点は心配無用です。
SimフリーiPhoneにキャリアのSimカードを入れて使っても、月月割は消滅しません。Softbankとauだけですが、ショップの店員さんから確認済みですし、Gizmodeもこの視点から1日前に記事を起こしています。

SIMフリー版のiPhone 6 / 6 Plusに、iPhone 5s / 5のSIMカードを挿しても使えますか?

  • NTTドコモ:確実に動作するとは言えないが、使用可能
  • au:利用できると「想定される」が、当社としての動作保証は対象外となります。
  • ソフトバンク:規格としては対応してますが、動作の保証はできません。

via. SIMフリー版iPhone 6 / 6 Plusに今使ってるSIMを挿したらどうなる? : ギズモード・ジャパンから一部抜粋・改変

ギズモード編集部の調査によるとSoftbankだけ微妙な回答なんですが、自己責任で使えるみたいです。だってSimカードの規格いっしょだし。

月月割さえ消滅しなければあとはこっちのもので、キャリアのSimカードをSimフリー端末に入れて使いましょう。
2年ごとにMNPでキャリアを変更すれば、月月割はそのままでキャリア契約のSimカードが手に入る、という寸法です。

2014/9/19 15:53追記 SoftbankもOK

SoftbankのnanoSIM(iPhone 5, iPhone 5SなどのSIMカード)をiPhone 6に差しても大丈夫っぽい。大勝利

ご安心ください。

理由2. 2年ごとにMNPすれば本体(新品)を売った分儲かる

Simフリー端末にキャリアのSimを入れ、2年ごとにキャリアを乗り換えるのがポイントとさっき言いました。そこで、Simを抜き取ったiPhone(SimロックiPhone)はどうするか?ヤフオクで売りましょう。

こうすれば本体をヤフオクで売ったぶんだけ儲かります。

2014/9/20 5:55追記

ブコメより。

「2年ごとに本体(新品)の分儲かる」…というのがよくわからない。キャリア端末を売却してSimロックフリー端末を買うんだから、トータルでは支出増えますよね?
id:ku__ra__ge

うーむ、いまいち伝わってないっぽいので追記。

2年ごとにMNPして本体を売る、と書きましたが、いつMNPするか時期は自由なんですよね。新型iPhoneが出た直後でなくて良い。新型iPhoneが出た直後なんてMNPしても本体価格数万かかりますが、時期さえ狙えば本体価格一括ゼロ円、さらに商品券までもらえるんです。この時にMNPすればいい。

ほら。iPhone 5Sが発表されたのが2013年の9月。翌年2014年の2月にはMNPゼロ円という状況です。
Appleストアでしか販売されない(はずの)今後出る新型SimフリーiPhoneは発売直後に買う、キャリアのSimカード目的のSimロックiPhoneは2年ごと、本体価格が安くなった時に買うと良いです。

本体一括0円のビッグウェーブに乗れてない人は、最初の2年損をするかもしれませんが、今後このサイクルにさえ乗ればずっとトクし続けられますよね。

ぼくの場合の試算

説得力ないのでぼくの場合で試算します。
本体一括購入したので2年しばりはないものの、2年どころか半年くらいしか使ってないSoftbank版iPhone 5Cを使っています。

2014年1月 Softbank版iPhone 5Cを買って+2万円

ぼくは2014年1月にSoftbank版iPhone 5Cを本体一括0円+商品券2万円でMNPしました。2年ごとにMNPしたほうがいいのは常識なので他のエントリに説明を譲りますが、特に損することなくiPhone 5Cへと交換することができました。
この時点での損益は +2万円。本当はこんな単純ではないのですが端折ります。

2014年9月 Simフリー iPhone 6Pを買ってー7.5万円

で、2014年9月、SimフリーiPhone 6 Plus 64GBを買いました。アップルストア一括で購入なので高い。本体価格9万5千円(税込)もした。でもSimフリーはAppleStoreからしか買えないためいつ買っても一緒なんですよね。発売直後に買ったほうがいい。仕方ないけど損益は ー7.5万円。SimフリーiPhoneにはiPhone 5CのSimカードを入れて使います。

2014年10月 Softbank版iPhone 5Cを売ってー4.7万円

まだ2年間使ってないiPhone 5Cですが、Simカードだけしかいらないのでヤフオクで売ります。2年間どころか1年も使ってないので、保証期間内。Genius BarでiPhoneを新品に無料交換してもらいます。

ヤフオクで交換済み新品とか言って売った経験から言うと、新品とほぼ同額で売れます。

まあでも今iPhone 5Cって高値では売れないよね。まあこれは良い。iPhone 5C 32GB新品はヤフオクなら平均2万8千円(2014年9月20日現在)で売れるっぽい。損益はー4.7万円

2016年1月 au版iPhone 6S Plusを売って+1.3万円

2015年9月発売直後のiPhone 6S、iPhone 6S Plusはスルーする方向で試算します。
SoftbankがMNPしてもよい時期なので、Simカードだけ手元に残っているiPhone 5C(だったはずのもの)をMNP乗り換え。別に本体なくてもMNPできるので気にしなくて良い。
今度はau版iPhoneにMNPします。値段の下がっているであろうau版iPhone 6 Plus SをMNPで買って、Simフリー版iPhone 6 Plusに刺します。で、Simロックのかかったau版iPhoneは新品のまま売る。
1月ごろのiPhone 5Sの価格などを参考に(6万円で売れると仮定して)、損益は+1.3万円。本当は商品券とかもらえるんだけど、まあ本体価格一括0円でiPhone 6Sが買えたら御の字かな。

2016年9月 SimフリーiPhone 7を買ってー8.2万円

2016年9月発売直後の、Simフリー版iPhone 7(もしくはiPhone 7 Plus)を買います。本体価格9.5万円すると仮定するとこの時点での損益はー8.2万円

2016年9月 SimフリーiPhone 6 Plusを売ってー3.2万円

いままで使ってたSimフリーiPhone 6 Plus(2014年9月購入)はこの時点で売ります。リセールバリューの高さがこの策のポイントでしたので、aucfanのSimフリー売却実績を参考に5万円で売れると見積もって良いでしょう。損益はー3.2万円

2016年10月 au版iPhone 6S Plusを売ってー0.2万円

型落ちのSimロックau版iPhoneとはいえ、カタく見積もって3万円で売れるとします。ここもaucfanを参考に。損益はー0.2万円

2018年1月 Softbank版iPhone 7S Plusを売って+5.8万円 そして伝説へ

2017年9月発売直後のiPhone 7S、iPhone 7S Plusはスルーするしますが、発表から数ヶ月後、MNPの時期なのでSoftbank→au→再度SoftbankへMNP本体一括0円で購入。新品のまま売るのでまた6万円でiPhone 7Sが売れます。損益は+5.8万円完全にプラスになったぞ

Simフリー版iPhoneを買い続けるかぎり、損益はプラスに収束する

マイナスになったりプラスになったり、振れ幅はありましたが、Simフリー版iPhoneを使い続け、オトクな時期にMNPして新品のまま売ることを繰り返している限り、けっしてマイナスにはなりません。
ご自身の場合で計算しても良いと思うし、毎年新型SimフリーiPhoneを買う場合この試算から外れると思いますが、損にはならないと思います。さらにSimフリーの恩恵(今後改善されるだろう格安Simが使える)が受けられることを考えると、Simフリー版iPhoneを買い続ける策はプライスレスです。

理由3. 海外で使える

Simフリーの本来的な意味、海外で使えるのもSimフリーを買うメリット。
なんだか本末転倒な気もしますが、これを最後にもってきたのはワケがあって、日本人の9割に英語はいらないといわれる昨今。そんなにしょっちゅう海外旅行に行く日本人はいないわけで、優先度としてはまあ低い。それでも海外旅行とかに行った時に現地Simが使えるのは異常に便利です。

個人的には海外取材の時にウレシイ

ぼくとしても最近はよく海外行くのでこの点はうれしいポイントでした。拙著、『インドを素手でかきわけて』とか『タイを素手でかきわけて』につづき、また旅行本出したいなーと思ってバンコク(タイ)、ジャカルタ(インドネシア)、台湾などの取材を重ねているんですけども、海外取材の時などに現地Simカードでインターネッツできるのは便利だなあと。

見てください。現地Simカードはこんなに安い。

【参考】海外のSimカードの値段

バンコク:7日間で900円程度。高速データ通信が1GB、現地通話とSMSが100バーツ分(300円相当)無料
(via. 【番外編】タイ・バンコク、SIMフリースマホ取材旅行記

台湾:5日間で1350円程度
(via. 台北のコンビニで山根博士がSIMを買う

ジャカルタ:7日間で1500円程度
(via. ジャカルタ スカルノハッタ国際空港 第3ターミナルでSIMカードを購入

キャリアの海外定額サービスを使ってしまうと、1日で2980円とかかかってしまうので現地Simが使えるSimフリー端末の良さが際立つ。

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台湾取材のヒトコマ。むこうの本屋さんって、立ち読みならぬ座り読みが標準なんですよね……。お国柄の違いを感じる。

MVNOの格安Simはどうなるの?

海外現地Simの話ばっかりで格安Simのハナシをしていなかった。MVNOのSimカードは一度使ってみたんですが、料金面とか速度面で成熟していない感じがあって2014年9月現在、ぼくとしては使えないかな〜とか考えちゃってます。
でも今後すごく魅力的な格安Simが出てきた場合、面倒な計算とか期間を見計らうことなくすぐに使い始められるのも魅力かも。だってSimフリーだもんね。

Simフリー端末を買った後の運用方法まとめ

Simフリー端末をAppleStoreから買った後の運用方法をまとめます

  1. 2年ごとにキャリアを乗り換える(MNP)
  2. SimロックiPhoneは新品のままヤフオクで売る
  3. SimフリーiPhoneは買いたい時に買い換える
  4. 使わなくなったSimフリーiPhoneは売りたい時に売る

1. 2年ごとにキャリアを乗り換える(MNP)

今回の記事の最重要ポイントです。SimフリーのiPhoneに入れて使うためのSimカードは、2年ごとにMNPでキャリアを切り替えましょう。キャリアごとにMNP手数料(MNP違約金)のかからない期間が決められているのでそのあたりは要チェックです。

忘れないよう、その場でカレンダーに登録しよう

ぼくは間違えることがないよう、MNP契約する時にキャリアの店員さんに聞き、その場でGoogleカレンダーに登録しちゃってます。

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これ、2016年1月のカレンダーなんですけども、今契約してるiPhone 5Cの解約時期について、Googleカレンダーで帯登録しています。ぼくが契約した時にはみまもりケータイ3(202Z)とかフォトビジョン(Softbank製の液晶テレビ)とかが契約時についてきたんですけども、その解約日時も登録してます。

2. SimロックiPhoneは新品のままヤフオクで売る

Simロックされた(キャリアと契約した)iPhoneは、使用せずヤフオクで速攻売ります。SimフリーiPhoneを買うための軍資金にしてもよし。2年間に一度、5万円〜7万円の割引が受けられる(iPhone金券が発行される)みたいな感覚。うれしい。

3. SimフリーiPhoneは買いたい時に買い換える

国内用のSimカードは2年毎に買い換えるので、iPhone本体の2年しばりみたいなシガラミから解放されます。今後は一生SimフリーのiPhoneを買い続ければいい。これだけです。らくちん。

4. 使わなくなったSimフリーiPhoneは売りたい時に売る

Simフリー端末はリセールバリューの高さがポイントでした。
使わなくなったSimフリーのiPhoneは、もちろんそのまま使ってもいいし、オークションでiPhoneをいつ売っても変わらないみたいなところがあるので、任意のタイミングで売れます。売り時などを狙わなくてもいい。らくちん。

まとめ

まとめます。

Simフリーを買うべき3つの理由

  1. リセールバリューが高い
  2. 2年ごとにMNPすれば本体(新品)を売った分儲かる
  3. 海外で使える

というわけで、まだ予約してない人、これからiPhone 6/6Pを買う人はSimフリーを買いましょう。ちなみに、8日以内なら返品・契約解除できる「電波保証プログラム」(Softbank)というキャンペーン(キャンペーン終了日は2014年9月19日現在未定という太っ腹っぷり)もやっているので、解約も可能みたい。

ご契約当日から8日以内に電波のつながりやすさにご満足いただけない場合、ご契約のキャンセルができるプログラムです。契約キャンセルの場合、一部を除いて利用料金は免除されます。
via. 電波保証プログラム

MVNOみたいな格安Sim使わなくても、SimフリーiPhone買うメリットは十分ありますよ、というお話でした。

iPhone 6 Plus、ぼくも買いました

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はげそう。


2014年 9月 19日 by ニタサカアツシ
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